傘を大きく分けると雨傘と日傘に分けられます。雨傘は文字通り雨の日に使うもので、防水性に優れているのが特徴です。一方、日傘は日除けに使うものなので防水性には乏しいですが、紫外線を遮断する加工がされているのが特徴です。そのため、日傘を雨の日に差すと雨水が生地に染み込んで来るので、傘を差したとしても頭や服が濡れてしまいます。
また、日傘は光を通しにくい素材が使われているので熱がこもりにくいという特徴があるため、傘を差すと涼しく感じるというメリットもあります。ただし、日傘として販売される商品の中には防水加工と紫外線防止加工の両方を施した雨傘兼用タイプもあります。これなら雨の日でも晴れの日でも同じ傘を差すことが出来ます。例えば夏の暑い日の夕方には短時間の夕立に見舞われることがありますが、従来の傘で日中の日差しと夕立の両方に備えようと思ったら2種類の傘を準備する必要がありました。
そこで登場したのが雨傘兼用タイプです。これを持っておけば晴れでも雨でも対処できるのでとても便利です。雨傘兼用タイプも従来の傘と同じく長傘タイプと折りたたみタイプがあるので、使い方や好みに合わせて選択することが出来ます。どちらも利便性が高く使用頻度も多いので、1本は持っておきたいアイテムかもしれません。
また、どちらにもメリットがあるため、2種類持っておけば大雨が降っているときは長傘を選び、毎日の日除けには折りたたみを使うなどの使い分けが可能です。